ろばのくつした (いつか晴れた日に)

試写会や劇場、DVDなどで鑑賞した映画の感想などをまとめています。おすすめDVDも紹介しています。

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◆ベンジャミン・バトン 数奇な人生 /THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON 80点

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2009年2月7日(土)公開 公式HP


原作:F・スコット・フィッツジェラルド
監督:デビッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット /ケイト・ブランシェット /ティルダ・スウィントン


1918年の第一次世界大戦からの戦争が背景にあるだけに、戦争と言う悲劇がなければ、起こり得なかった人々の悲しみが、ある時計職人の叶わぬ願いが込められて創り上げられた時計によって、悲しい運命を背負って生まれて来たベンジャミン・バトンと言うあり得ない人生の物語。

物語を読み解くように、いまわの際のデイジーのために、ベンジャミンの日記を読む娘キャロラインの声から、フェードアウト、フェードインして、ベンジャミンの心が吐露していく運命を受け入れた淡々とした心理描写でつづられる不思議な物語です。

一番印象的だったのは、助演女優賞にノミネートされされた、捨て子だったベンジャミンを神から与えられた申し子として大切に育てた母クィーニーを演じたタラジ・P・ヘンソンの好演でした。実に表情豊かに情感たっぷりに演じている彼女の演技に大変好感を持ち印象に残っています。

老人として生まれてどんどん若返って行くベンジャミンの様子に対して無反応な、余生短い老人が入れ変わりに集まって来る介護施設が舞台と言うところも良く考えられていて面白い設定だなと思いました。ベンジャミンが不自然に若返って来ても誰も不思議に思うどころか関心すら持たないですものね・・・・

7回落雷に遭った話を繰り返し話して聞かせる認知症のおじいさんの話や、アーティストな船長など個性的なキャラクターの面々がこの不思議なファンタジーにより魅力的なエッセンスを加えていました。

特殊メイクで老人を演じたブラピにはちょっぴり違和感を感じるものの、若返っていくベンジャミンはメイク技術も撮影技術も巧いのでしょうが、まるで若かりし頃のブラピの映像でも使っているかのように感じるほど若々しかったです。

いったい、この先、最後をどう描くつもりなのだろう・・っと、とっても気になりながら見ていましたが、なるほど・・・っと、80歳で生まれて0歳で死んでいく最後まで手抜きをすることなく丁寧に描かれている事にも好感を持ちました。

久々に、原作を読んでみたくなる、そんな作品でした。

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